ヘルシンキ港のターミナル
ヘルシンキからエストニアのタリン経由ドイツのロストックに高速フェリーFINNJETが夏場だけですが就航しています。JINNJETが発着するヘルシンキのシリヤラインオリンピアターミナルへはヘルシンキ駅からトラム3Tに乗って約10分料金も10マルカと安くて便利です。
徒歩でもいけますが石畳の道を荷物を持っては正直言ってきついです。
お勧めの利用方法
SEACAT4とFINNJETの両方ともシリヤラインが運航していることもあってヘルシンキ発タリンまでは高速フェリーシーキャット4そしてタリン―ロストック間はFINNJETを利用するチケットがシリヤライン利用なら通しで購入できます。
つまりSEACAT4はヘルシンキ始発が08:30で1日4往復、一方のFINNJETは(火)が13:00、(木)が16:00そして(土)発が19:30でタリン発が各々13:00、18:00、21:30でロストック着が翌日の各々11:00、16:00、18:30となっています。
一押しは
(火)にヘルシンキ発08:30のSEACAT4で時差が1時間あることから09:00時タリン着後タリン市内を観光などして13:00発のFINNJETでバルチック海クルーズを楽しみ明日13:00時と言うまだ昼の内にロストックに到着です。いかがですか?
これならロストック着後でもハンブルグやベルリンへ接続バスや列車で余裕を持って移動できます。
船の紹介
FINNJET:1977年に就航した在来型高速フェリー草分け的なフェリー。全長215m、幅25.4m、32,940総トンと大型船で旅客1781名と乗用車なら395台を搭載して31ノットの高速で走ります。
この船旅の特徴
フインランドの首都ヘルシンキと現在人気上昇中のエストニアの首都で古都のタリン(日本人は観光ではビザ不要)間をわずか90分で結ぶSEACAT4.しかもどちらの首都も港から開けた町だけに飛行機での移動に比べると本当に早くて便利です。
(注意)
このヘルシンキ―タリン航路の料金は出発時間で異なります。また、エコノミーの場合100―160FMK(フインランドマルカ)でした。
参考までにビジネスクラスは360FMKで2階後部の特別室に有りソフトドリンクは飲み放題で食事が提供されます。
一方のFINNJETはヘルシンキと旧東ドイツのロストック間というほとんどバルチック海を縦断する長い距離をわずか24時間ほどで縦断します。24時間これがこの航路のポイント夕方発翌朝着という一般的なナイトフェリーは少し時間的に忙しくクルーズを楽しむ前に終わってしまいますがこの船の場合ゆっくりと船旅が楽しめます。
もちろん映画、ショー、デイナー、ショッピング、プール、カジノにサウナと船内での楽しみも一杯あって飽きることはありません。
タリン港(エストニア)
まず、到着して大きな荷物はターミナルの1階にあります荷物預かりに預けました。おじさんがいて荷物と引き換えに預かり書をくれます。 料金は一日 25EKK(エストニアクローン)約160円でした。
ある日の船内でのスケジュール表
シネマ17:30-23:00、DJ19:30-20:15、ダンスショー22:00及び00:00の2回開催、生バンドは6Fバッカス又、カジノは20:00より翌朝:08:00-09:00サウナ及びプール、シネマ:11:00より、13:00ミュージッククイズ、14:00ダンスショー15:00ジャックポットビンゴなどとなっていました。
上の写真は左からバルチック海の夕暮れ、船内ショッパーそしてあるステーキハウスです。いかがですか!
ワンポイントアドバイス
プールは船底近くにあり水が冷たいので料金を払い、必ずサウナと交合に入らないと日本人は風引くぞー!
また、いろんなレストランがありビュッフェスタイルもあるので心配無用。
また、カップヌードル持参の人はビュッフェのお湯が使えます。
ロストック港
町から相当離れているのとパスポートコントロールがあるので必ず下船した所で待っている次のどれかのバスに乗る必要があります。
(1)ターミナル行き(2)ロストック駅行き(3)ベルリン行き(4)団体専用バスの4つですが普通の個人客は(2)か(3)を選びます。
バスは出口ターミナルで一旦止まりパスポートをチェックに監督官が乗車してきますのでパスポートの用意をしておくことが肝要です。
料金はロストック駅まで5DM(ドイツマルク)で乗車時に集めに来ます。
また、大きな荷物は自分でバスのストックスペースに入れます。
情報
*バスの運転手も駅でも英語がほとんど通じません。
*この駅前にもインターシテイホテルがあるので一泊する人には強い味方です。
*また、駅構内のケーキセットや駅前の2件の立ち食いショップ”DITSCH"と”Grill-ImbiB"が有り
カレーハムTasche3.3MKなどがお勧め。
新規参入社
新 実は、この航路に今年あのギリシャのSUPERFASTFERRYが新造船を投入して乗り込んできます
これによる競争激化で料金の値下げやサービス向上は間違いなく進みます。
また、ドイツ−スエーデン航路も同時にオープンされますのでバルチック海航路は一気に人気化します。
では皆さん!今年のバルチック海フェリークルーズを楽しみにボンボヤージュ!!