<9> 在来型高速フェリー
SUPER FAST FERRY
1995年にAttica Enterpriseが"SUPERFAST 1&2"(全長174mx幅24m、29,000総トン27.5ノット)の2隻をパトラス−イグメニーツア−バーリ航路に初めて導入、以後KvaernerMas造船所でさらに一回り大きくて早いSUPERFAST3&4(全長194mx幅25mで29.2ノット)を1996年に2隻建造し、投入。
そしてより大型で豪華なSUPERFAST5,6&7の3隻もドイツの造船所で完成。加えて、昨年年にはSUPER FAST 8,9&10(203mx25m、29,800総トンで速力29.7ノット)が完成、ドイツ−スエーデン、フインランドのバルチック海新規航路にデビューしました。
パトラス港の SUPERFAST1
すごいですね一気にこれで合計10隻ものこのタイプの高速フェリーを運航するのですから、しかもギリシャの会社が北欧の航路に乗り込んで行くのですから。どうも内装も北欧航路向けにはより豪華で旅客数を押さえたクルーズフェリーを目指しているようですから楽しみがまた増えました。
船内のレストラン
プールとデッキ
Super
Fastは日本フェリー市場の高速化にも影響を与えた大型船で最新の船は42,000馬力で最高29.2ノットの高速でギリシャとイタリア間の国際航路に就航中です。